エイプ観察日記

2023/01/20

「ENJIN 47 Project」第1期・第2期の成果とエイプ候補者に求めるもの【前編】

2022年6月に始動した
「ENJIN 47 Project」

通常の採用活動では
出会えない人材とのマッチングに成功。
優秀な人材への採用に繋がり、着実な成果を遂げた――。

そして2023年1月
「ENJIN 47 Project」第3期を迎えるにあたり、
これまでの振り返りや
エイプ候補者への注目点について紹介します。

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プロフィール

「ENJIN 47 Project」第1期、第2期を終えて

通常の採用活動では出会えない人材とのマッチングで手応えを得る

「ENJIN 47 Project」では、期待していた以上の大きな反響をいただき、こんなにいろんな人たちと出会えるのか!と手応えを感じています。
実際に優秀な人材の採用に繋がり、「ENJIN 47 Project」は立ち上げ半年で確かな成果をあげることができたと思います。

猿人はまだまだ小規模な企業なので、通常の採用市場では大手に全然歯が立ちません。
でも「ENJIN 47 Project」という企画をベースにした採用マーケティングを展開することで、
“分の悪い” 戦いからほんの少しだけ頭の抜けた採用活動ができるようになりました。
つまり、「ENJIN 47 Project」が目指す想いや狙いに乗っかって応募してくれる人がいて、その需要と供給が今のところはうまくマッチしているんじゃないかと思います。

猿人の仕事は幅広く、イベントを企画制作する仕事や広告の仕事もあれば、デジタルマーケティングやコンテンツマーケティングなど本当にいろいろなものがあって、普通に採用活動をしているだけではなかなかマッチする人材に出会うことはできません。
ただ、「ENJIN 47 Project」では、今までやっていたような通常の採用活動の中では出会えなかったキャリアの持ち主や、それぞれの領域で活動してきた素敵な人たちと巡り合う確率が一段と上がりました。
また、経験がなかったとしても高いポテンシャルを秘めていたり、スキル面云々では計り知れない素質のありそうな人とも、出会う頻度が上昇しましたね。
特設サイトで弊社が求める人物像となるペルソナを明示しているので、そこに自分を重ねる人が増えたのかもしれません。

実際に「ENJIN 47 Project」で入社した第1期生について

1期&2期で内定している人は、これまでのキャリアや今後やりたいことの棚卸しができている。

「ENJIN 47 Project」第1期で入社した岡田氏は、応募書類から面接に至るまで戦略的な人物でしたね。
何かやってやろうみたいな気概が常に伝わってきました。いろいろ小ネタを挟んでくるし(笑)。
例えば、応募書類の自己PR欄に過去のエピソードを含めて表現することはいろんな人がやりますけど、彼の表現の仕方はちょっと面白いなと思って。
「人と初めて会った時はこう見られます」
「2回目に会った時はこう言われます」
「3回目に会うとこうなります」
みたいなステップを踏んで、自分というキャラクターをどのように表現するかを工夫していました。
じゃあみんながそうするべきとか、そういう問題ではなく、アプローチの仕方が面白いと思って。
面接でのプレゼン課題でも、印象に残る自己紹介スライドの作り方をしているだけでなく、地頭がしっかりしているところも確認できました。
総合的に考えて未経験ながらもポテンシャルが高い素直に思えたのと、あとはシンプルに面白いなって。一緒に働いてみたいなって思うことができたのでオファーを出させていただきました。
彼に限らず「ENJIN 47 Project」第1期と第2期で採用した方々は、自分のキャリアや今後やりたいことの棚卸しがちゃんとできていると感じられました。

求める人物像は、今の社内にはいない、猿人を成長させてくれる人。

採用活動は絶対評価じゃないんです。
その時々で必要とする要素は変わりますが、今の社内にはいない、猿人を成長させてくれると感じさせてくれる人物であることが採用に繋がります。
採用に至らなかったとしても、その方々が優秀でないということは決してありません。
ハマるかハマらないかみたいな話で、まさに「ご縁」という言葉がしっくりきます。

今後のエイプ候補者に求めるもの

猿人の採用プロセスは、クライアントワークと重ねて見ている。

制作ディレクターを選考する際は、クライアントに対して仕事している姿がしっかり具体的にイメージできるかという点は、とても重要視しています。
色々な角度から応募者さんを知りたいので、猿人の採用活動は、他社よりも少々ステップが多いのが特徴です。意地悪でやっているわけではないんです(笑)。
例えば、プレゼン形式での面接は、猿人が普段行っているクライアントワークと重ねて見ています。
面接で自分をアピールすることは、クライアントワークで猿人をアピールして案件の受注に繋げていくというプロセスと同じなんです。
そのプロセスに対して、どういうアプローチで臨んでくれるのかというところに注目しています。

猿人にはうるさいぐらいの人がちょうどいい(笑)。

リモートというポジションでチームに参画した時に、会社にどういうプレゼンスを発揮するかというところも重要です。
やはりリモートだろうとそうでなかろうと、無口な人では成立しない会社なので。猿人にはうるさいぐらいの人がちょうどいいんです(笑)。
どういうプレゼンスを出して貢献できるのか、存在感を出してくれるのか。この2点も重要視しています。
このあたりをしっかりと見極めるために、正直言って猿人に応募していただいている方々には、採用プロセスの面で少なくない負担をかけていることを申し訳なく思っています。
猿人のビジネス内容を照らし合わせた上での採用試験なので、こちらとしても本気で見ていますよ!

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