エイプ観察日記

2024/05/21

中核メンバーとして、クリエイティブレベルを引き上げるのがミッション【スナックアスカ】

超ホワイトな中堅広告代理店で
クリエイティブディレクターとして活躍してきたプロフェッショナル。

組織改定による職場環境の変化から転職を決意。
猿人入社と同時に立ち上げたばかりのコンテンツチームの中核メンバーとなる。

猿人はイベント“だけ”の代理店じゃない!
クリエイティブレベルを引き上げながら広告代理店として世間に認識させていく。

プロフィール

・スナックアスカ
・クリエイティブディレクター
・2023年8月入社

前職は、タスクのためのタスクがいっぱいある中堅広告代理店

コピーライター兼クリエイティブディレクターとして経験を重ねる。

前職の広告代理店では、コピーライター兼クリエイティブディレクターとして、新卒入社から28年勤務していました。
猿人に比べたらそこそこ大手ですが、在職当時は全然そうは思ってなかったですね。
タスクのためのタスクがいっぱいあって、辞めたくてしょうがなくなっていました(笑)。

毎回広告業界とは関係ないグループ会社から社長が天下りしてくるのですが、数年前に就任した社長はいままでにないぐらいクリエイティブとは程遠い観点で会社方針を変えてしまって、いよいよ転職しようと思い立ちました。
一方で、有給休暇を取らないと怒られるし、残業申請しないと18時に強制的にPCがシャットダウンされるという、超ホワイトで楽な会社でもあったんです。

縦割りになった組織改定により、仕事量が増えてクリエイティブに専念できなくなる。

広告代理店は部署同士の横のつながりが大事ですが、組織再編により縦割りに変わってしまったことで、転職したい気持ちが決定的に固まりました。
営業活動も、企画・制作も、一人の人間が両方やることになり、仕事量が増えてクリエイティブに専念できない状況になったんです。
大組織なので、伝票処理のステップが多く、自由度とスピード感がありませんでした。
たとえば2週間後にコンペのプレゼンがあるとして、まず「発注先をここにしていいですか?」とお伺いを立てなければなりません。
承諾を得るのに3日ぐらいかかって…何だかんだやっていると残り1週間です。

クライアントから「Webサイトを作ってほしい」と言われた場合でも、「この案件はイベントをやった方がいいですよ」というケースがありますが、縦割りの組織ではメディアミックス提案ができません。売上の奪い合いで、社内の仲も悪くなってしまいました。

そんなことの積み重ねで、もっと裁量とスピード感を持って自分が良いと思えるクリエイティブを生み出したい! という一心で転職活動を始めました。

入社と時を同じくして、猿人がコンテンツチームを新設!

本気で就活して1ヶ月で猿人に転職を決める。

これまでに貯まっていた有給や長期勤続者がもらえる休暇など、合計3〜4ヶ月ぐらい休める日数を持っていたので、編成決定後の4月からGW明けにかけて本気で転職活動して、1ヶ月で猿人に入社を決めました。

転職にあたっては、クリエイティブがちゃんとできる会社であること、クリエイティブディレクターとしての採用少なくともコピーライターができるところを探していました。
50歳を過ぎてからの就活だったので柔軟性がないと思われたのか、なかなか書類が通過しなかったんです。
書類さえ通ればこっちのもんだと思っていたんですけどね(笑)。

最初応募した時、猿人はまだコンテンツチームがなかったので、ディレクターとしてエントリーしたんです。
2回目の面接の時に、「猿人にコンテンツチームを作るから、ぜひジョインしてほしい」と言っていただけました。
クリエイティブレベルを引き上げるためにコミュニケーションは重要なので、フロントに立ってクライアントとやり取りをするのは、全然大丈夫です。
ただ、前職の経験を踏まえて、営業や事務処理などは専任に任せて、クリエイティブを高められる環境を求めていました。

そういった経緯もあって、コンテンツチーム新設の話で猿人への入社を前向きに考えるようになりました。
その後、オファー面談時に、明確に「コンテンツチームを作ります。役職はクリエイティブディレクターです」と言っていただけたので、入社を決めました。

クオリティレベルを引き上げて、範囲を広げていくのがミッション

クライアントに提案できる機会に、チャンスを掴みたい。

猿人はイベントに強みがあるものの、クリエイティブに関してはまだまだ伸びしろがあります。
イベント周りには集客のためのチラシやLP、アタック動画などの制作物から、ブランディング開発に至るまでさまざまなクリエイティブがあり、併せて発注していただくことでさらに売上がアップする余地があります。

私のミッションは、猿人のクオリティレベルを引き上げ、クリエイティブの観点からクロスセルやアップセルへとさらに範囲を広げていくことです。
そのため、まずは全体的なクリエイティブ品質のボトムアップが求められました。

クリエイティブの仕事は同じことが1つもなく、常に新しいことにキャッチアップしていく必要があります。
例えば、あるクライアントが長年継続してきたフラッグシップイベントに対し、イベント自体のブランディングを刷新するキービジュアルやネーミングを40案ぐらいプレゼンして決定したものをロゴ化したり、付随してオープニングに流すアタック動画を提案して採用していただくなど、一歩踏み込んだクリエイティブ提案をしています。

あと、そうですね、猿人としては初めてとなる、テレビCMの制作もしたんです!
前職ではテレビCMやタレント周りのこともやっていたので、その経験も活かしていますね。
猿人が苦手だったところを、私が経験してきたことでフォローして伸ばしていけたらと思います。
以前の猿人よりもさらにクオリティの高いレベルで制作できている自信があります。

また、私が所属するコンテンツチームという観点で言えば、展示会やカンファレンス・セミナーの企画制作だけではなく、デジタル広告などを駆使した事前のプロモーションや、イベント中や会期後にも使える事例や動画、eBook、営業資料などのコンテンツ制作、イベント後のフォローアップ活動となるアウトバウンドコールなどに至るまで、キャンペーン全体を包括的にサポートしています。

猿人はフレキシブルでスピード感があって動きやすい

クライアントに対する知識は、社歴が長い若者に教えてもらうことも。

前の会社では、上司にお伺いを立てないとプレゼンすらできなかったですし、自分の案が違う方向に曲げられた上に、コンペで勝てなかったりしてストレスを感じていました。
前職と同様にクリエイティブディレクターの立場ですが、猿人はスピード感があって動きやすいです。

クライアントに対する知識は、猿人の社歴が長い人の方がよく知っているので、いろいろと教えてもらっています。
たとえば、ドローンでの空撮が好きなクライアントがいて、場所さえ良ければ提案に必ず入れることになっていたり…そういう情報は、教えてもらわないとわからないですからね!

猿人、めちゃくちゃ楽しいですよ。
社員みんなが若くてガッツがあって、何より仕事を楽しんでやってるところがいいですね。
とはいえ、めちゃくちゃ忙しいので、前の会社みたいにのらりくらりとはしていられないですが(笑)。

猿人=クリエイティブがすごい広告代理店と言われたい

積んできた実績をきちんと「魅せて」いくことが大事。

猿人は、IT系や外資系の大手クライアントをたくさん持っている優秀な代理店です。
未だにイベント系の制作会社と思われているところがあるので、クリエイティブレベルを上げて、多種多様な仕事を受注することで、イベント“だけ”の会社と思われない猿人にしていきたいです。

メディアの扱いもできる、広告代理店としてクリエイティブも充実している…ちょっと泥臭いところもありますが(笑)、本当に、やっている内容は素晴らしいものばかりです。
クライアントとしても、安心して依頼したいと思っているはずなので、猿人が積んできた実績をきちんと形にして「魅せて」いくことが大事だと考えています。

「猿人ってクリエイティブがすごい広告代理店だよね」と思われるようにしたいですね。

コンテンツチームのメンバーは今後も増やしていく方針なので、若くて優秀なクリエイターに入社してもらいたいですね。
人が増えればできる仕事の範囲も増えますし、好きなことができるようになります。
ロケの仕事もいっぱいあって楽しいですよ!
ちなみに、猿人ではイベントでロケ弁の手配をすることもありますが、コンテンツチームに来てくれたらロケ弁の手配はしなくていいですよ(笑)。
より良いクリエイティブを作ることに専念できるので、安心してください!