エイプ観察日記

2025/11/10

熊本からフルリモート勤務!目標はアシスタントの人材育成【1・2・3 たつお!】

前職でルーティンワークが苦手と気づき、
直感で良さそうと感じた猿人に派遣社員として入社。

せっかちな性格と切り替えの早さを活かし、
メディアとの調整業務を身につけていく。

正社員登用を経て、アシスタントリーダーに。
熊本からフルリモートで勤務を行いながら、
チームのリードと共に、集客業務の人材育成を目指す。

プロフィール

・1・2・3 たつお!
・アシスタント
・2019年9月 派遣社員として入社 → 2021年5月 正社員登用

「なんでも挑戦できる人」その一言が決め手になった

前職の経験が教えてくれた、自分が本当に輝ける働き方。

転職のきっかけは、前職で求人広告の営業事務をしていた頃に「自分はルーティンワークが得意ではない」とはっきり自覚したことです。
決まった原稿の修正業務が中心で、新しい制作に挑戦する機会はほとんどありませんでした。
それ以前に経験したアパレルの事務では、商談に同席するなど日々違う業務に取り組めていたため、その経験と比べて「変化のない毎日は物足りない」という自分の気持ちに気づいたんです。
「もっと新しいことに挑戦したい」という思いで、転職活動を開始しました。
もともと好きだった建築分野の不動産会社から営業職の内定をいただきましたが、入社直前に会社の業績悪化を知らされ、「それでもよければ来てほしい」と言われたものの、悩んだ末に内定を辞退することに…。

気持ちを切り替えて再び仕事を探す中で出会ったのが、猿人のアシスタント募集です。
求人情報に載っていたオフィスの写真を見て「雰囲気が良さそう」と惹かれ、キャッチコピーの「なんでも挑戦できる人に向いています」という一文が私の心に強く響きました。
実際に入社してみると、日々新しい業務に挑戦し、知識を吸収していく毎日。まさに私が求めていた環境だ!と実感しています。

イベント集客の「質」を追求するメディア戦略

クライアントが本当に求める成果に繋がる集客を。

イベントの成功には、集客が不可欠です。メディアと連携して、理想的な集客を実現する役割を担っています。
ディレクターがクライアントとの窓口を担当し、メディアとの調整や情報伝達といった後方支援をプロジェクトで担っています。

主な業務は、クライアントが開催するイベントの集客支援です。「この商品を広めるなら、どのメディアが最適か」を営業とも相談しながら、ターゲットに合ったメディアに出稿の相談をします。
クライアントが求めているリード情報について営業とも会話をしながら、単に人数を集めることを目的とするのではなく、集客の「質」も考慮するようにしています。

ゼロから身につけた交渉スキルが自信に。

入社当初は広告代理店の仕事も分からず、専門用語に戸惑う毎日でした。
しかし、経験を積むうちに、自分の仕事がイベント成功にどう貢献できているのかが明確に見えるようになり、仕事が楽しくなりました。

特に、メディアとの調整業務を通じて磨かれたのが交渉スキルです。
複数のメディアとやり取りをする中で、プランや金額の交渉が必要な場面もありますが、
誠意をもって向き合うことを大切にしています。

文章で丁寧にお伝えすべきか、電話で直接お話しすべきか、状況や相手に合わせた最適な伝え方ができるようになり、大きな手応えを感じています。

私の「せっかち」は武器になる。優先順位をつける時間管理術

「もう無理~!」と叫んだ5分後には、切り替えて次の仕事へ。

私の「せっかちな性格」が、猿人のスピード感のある仕事では強みになっています。
1日に10件以上のタスクを抱えることも珍しくなく、限られた時間で成果を出すためには、常に優先順位を考えなければなりません。

特に意識しているのは、業務の時間管理です。
例えば、返信が必要なメールは、相手が対応するための時間を見越して午前中のうちに送っておく。こうした段取りが、一日をスムーズに進める鍵になります。
時には、返信してほしい時間を太字で記載するなど、相手への配慮と仕事を進めるための工夫も欠かせません。
上手く噛み合った日は、「今日の業務は完璧に回せたな」と達成感を感じますね。
もちろん、計画通りに進めていても、突然「今すぐ!」という緊急性の高い仕事が舞い込んでくることもあります。
そんな時は、思わず「もう無理~!」と声に出してしまうことも(笑)。
でも、そうやって一瞬気持ちを吐き出すと、「よし、やるしかない」とすぐに切り替えられるんです。
イライラや落ち込む時間は「5分だけ」と決め、長く引きずらないのが私なりの仕事術。翌日にはすっかり忘れています。

アシスタント職初、熊本でのフルリモート勤務

ロールモデルになって、後に続く仲間たちのために道を作る。

現在、夫の転勤に伴い、地元である熊本でフルリモート勤務をしています。
当初は「仕事を辞めるしかない」と覚悟して会社に報告したのですが、「仕事を続けたい」という私の想いに対し、「うちとしても続けてほしいから、辞めなくていい方法を考えよう」という温かい言葉をいただき、本当に感謝しかありませんでした!

アシスタント職でのフルリモートは私が初めて。
実現できたのは、コロナ禍での在宅勤務体制や、営業職のリモート実績「ENJIN 47 Project」といった土台があったからです。
職種にとらわれず、社員が働き続けられる可能性を模索してくれる会社の柔軟な姿勢を感じました。

もちろん、人と話すのが好きな私にとって、完全に一人の空間で働くことへの戸惑いはありました。
意識的に電話でコミュニケーションを取るなど、コロナ禍での在宅勤務の経験を活かして自分なりのバランスの取り方を見つけています。
私が第一号の事例となったことで、今後ライフステージの変化を迎える仲間たちが、キャリアを諦めずに働き続けられる道を作れていたら嬉しいです。

頑張る姿勢が会社全体に伝わり、評価にもつながる

派遣社員から正社員へ。キャリアアップを後押ししてくれた環境。

猿人は、社員一人ひとりの頑張りが会社全体に伝わり、正当な評価に繋がりやすい会社だと思います。
役員とも気軽に話せますし、社長がすぐ隣で一緒に仕事をしているような距離感なので、わからないこともすぐに聞ける環境です。

入社して1年が経つ頃に、社長から「集客業務を教えたい」と声をかけていただいたことが、今の私のキャリアの軸になっています。
こうした風通しの良さもあって、派遣社員として入社後、1年半ほどで正社員に登用されました。これからも会社に求められる人材であり続けたいです。

正反対のアシスタントリーダー同士、互いを尊重して強みを生み出す

直感型の私と、熟考型のパートナー。違いすぎるからうまくいく。

アシスタントリーダーになって2年目。昨年までリーダーは、私と中野さん との2人体制でした。
私たちは、仕事の進め方も考え方も全く違うタイプ。
だからこそ、意見がぶつかることもありますが、互いを尊重し合う意識が自然と生まれています。
私が直感で意見を出すと、熟考型の彼女が新たな視点を加えてくれます。
この「違い」があるからこそ、最終的に納得できる形に落ち着くんです。

現在約20名いるアシスタントチームも、派閥のようなものは一切なく、本当にいい人ばかり。
この互いを尊重する空気は、私たちのチームの自慢ですね。

新たなスペシャリストを育て、チームを未来へ導く

メンバーのアシスタントたちが働きやすい環境を整えたい。
会社の成長に伴い、今後は集客業務を担える人材を増やすことが不可欠です。
今年の目標は、集客業務を遂行できる人を2人育成すること。
私の強みである直感を信じて、「この人なら」と思えるメンバーに、自分の知識やスキルを伝えていきたいです!

猿人はこれからもっと大きくなっていくはず。その成長に貢献できるよう、自分自身も常に求められる存在でありたいと思っています。
そして、アシスタントリーダーとして、メンバー全員が働きやすい環境を整えていくことも、私の重要な役割です。
次世代を育てると同時に、チーム全体の基盤をより強くしていく。それが今の私の目標です。