エイプ観察日記

2023/03/30

第3回 【2022年入社組座談会】入社前のイメージ、入社後のギャップ

シリーズでお届けしている
株式会社猿人2022年入社組座談会!

第3回目の今回は、
入社前のイメージ、入社後のギャップについて
社内の雰囲気や仕事の取り組み方など、
マインド面にも触れながら語っていただきました!

座談会参加者

・中牟田 優二(MU-CHO)/1月入社
・角田 憲亮(オチなし角田)/4月入社
・笠松 拓也(カリン様)/8月入社
・高橋 竜馬(たかネットじゃぱハシ)/8月入社
・岡田 和樹(セクシー岡田)/9月入社

ホームページではふざけてるけど、皆さん仕事ではすごく真面目

――入社前のイメージ、入社後のギャップについて教えてください。

岡田さん:
そもそも入社前は、ギャップを感じるほどあまり深く考えていなかったのが正直なところです。
入社して驚いたという意味では、猿人の皆さんはすごく明るくて接しやすかったことですね。
なぜかというと、ホームページでは「プロフェッショナル集団です!」「ガンガン何でもやります!」みたいな体育会系で力強いイメージがあったんです。
実際、今ここにいるメンバーはもちろん、他のメンバーも優しくてフレンドリーにコミュニケーションを取ってくれて、最初の頃から馴染みやすい、あったかいチームだなと思いました。

中牟田さん:
入社前のイメージに関しては、僕も岡田くんとほぼ同じですね。
みんな同じ視点を持ってパワフルに頑張っている会社なんだろうなと、ポジティブなイメージが強くて、だからこそ猿人に入社してみたいと思ってたんです。
で、入社後はというと、僕は年齢も年齢だし、なんか周りにも構えられていて、最初のコミュニケーションが全然うまくいかなかったんですよね(笑)。
コミュニケーションが噛み合わないまま案件にアサインされて、その状態で仕事を進めていくから全然スムーズにいきませんでした。
最近聞いたんですけど、「入社当時の中牟田さんって、すごいデキる人ってオーラが出てて感じ悪かったですよね」って言われたんです(笑)。
いやむしろそっちの方が感じ悪かったって僕は思うんですけど(笑)、今では言い合える関係になったってことですね。
上司に「そんなに肩肘張らなくていいから」って言われたことで、僕の方も「仕事ができる風」を見せなきゃって、すごく構えていた面もあったなと思いました。
それから、もうちょっと周りを頼っていいんだと思って、自分からも歩み寄ってコミュニケーションを取れるようになったかな。

笠松さん:
僕は、そうですね、何かいろいろとやってる会社だなというのは選考の時から知っていましたが、全く違う業界から来たので、想像以上だったなという感じでしたね。
入社してみたら、本当に仕事の幅が広くて、展示会やイベント、ホームページやコンテンツを作ったりと、全く違うことをやるので、これは大変だなと(笑)。
展示会担当・Web担当…みたいに役割が決まってるものだと思っていたら、そんなの関係なしにアサインされたものをやるので、一人で担当する範囲が多岐に渡るんですよね。
猿人のホームページではみんなふざけてるけど、仕事に関しては真摯にお客さんに向き合っていて、すごい真面目だなと思いました。
飲み会の時はすごいはっちゃけるんですけどね。 いい意味で、猿人は、オンとオフがしっかりしています。

ただの制作会社ではなく、代理店としてコンサルまで

角田さん:
僕の場合は、仕事量の多さと、クライアントの多さがイメージと違いました。
猿人の社員に知り合いがいたので、入社前に「案件数もクライアント数も多いよ」とは聞いていたんですが、想像していた倍以上に多かったです(笑)。
前職ではB to Cだったのが猿人に入ってB to Bに変わったぐらいで、同じ業種だったし、イベントのやり方なんて同じだろうとタカを括っていたんですよ。
猿人はただの制作会社ではなくて、もっと上の階層のことをやっています。いわゆる代理店としての動きをしているんですよね。というか、実際に代理店なので当たり前なのですが、、、
クライアントと密にコミュニケーションを取ってマーケティング予算を決めたり、ほぼコンサルみたいなことをやっていて、いい意味でギャップがありました。
こんなレイヤーの高い仕事ができるんだな、ほぼクライアント企業のマーケティング担当みたいなことやってるじゃん! と思って、仕事における密度の濃さを感じています。
案件の多さや規模の大きさ、仕事の範囲などは思ってたよりも大変なんですけど、その分、猿人のテーマである「お客様に寄り添う」に則って仕事をしています。

中牟田さん:
前職でもかなり多忙な毎日を送っていましたが、猿人ではやらなきゃいけない量のレベルが全然違いました。
既に猿人で働いている人たちは、複数案件を同時に回しながら仕事をするのが当たり前になっているので、最初はもうテンパりますよね。
でも、悩むことがあれば聞ける環境ですし、社内では仕事のコツがオープンなコンテンツとして共有されています。
昨日できなかったことが今日できるみたいな話ではありませんが、1~2ヶ月後などの長いスパンで見ると、しっかりできるようになってきてるなと実感できる仕組みです。

高橋さん:
猿人は仕事の多さや種類もそうなんですけど、それぞれ1つ1つが深くてクオリティのレベルが高いんです。
クライアントの目線に立つという猿人の訴求の仕方が、前職よりも一段高いですね。
自分自身がまだできていないことが多いと実感していて、周囲の人たちがレベル高くできていることとのギャップを感じています。
僕と笠松さんは同じ時期に入社しているんですけど、案件の種類やクライアントなども全然違うので、時間的な面で成長を計るのはちょっと難しいですよね。
一つひとつの案件をクリアしていくと自信がついてくるので、スピード感は違っても、自分の経験値がちょっとずつ上がっていく、ゲーム的な感じがあります。
早さよりも、何を得たのかというところが大事で、スキルが増えたことは結構実感できてきているので、スピードにこだわるよりも一つひとつがしっかりと自分の力になっているところがポイントなのかな。

働き方を見つめ直してみて、もっと周りを頼っていいんだと思いました

――成長を実感したエピソードを聞かせてください。

岡田さん:
先日、少し体調を崩していたんですが、お休みしている間に、自分の仕事の進め方を振り返ることができました。
地方在住なのでフルリモートで働いているんですけど、フルリモート=成果主義というイメージを持っていて、人一倍しっかり成果を出さなければいけないと頑張っていたんです。
でも、お休み中にチームの皆さんがカバーしてくれる様を見て今回働き方を見つめ直してみた結果、もっと周りを頼っていいんだなと思いました。
クライアントのためにも、成果を出すにはチームで取り組むことが大事なんだなと気づいたんです。
自分一人で頑張っても限界があるし、周りの力を借りないと最終的にはクライアントのためにもならない。それでは意味がありません。
リモートワークだからこそ、自立して頑張らないといけないって思っていたんですけど、実際リモートワークで働いてみて、チームワークの重要性を自覚することができました。

中牟田さん:
猿人の社内メンバーは複数の案件を同時に回しているのが通常モードなんですけど、自分も1年経ってそれなりにできるようになってきてることに気づきました。
先輩たちが当たり前にやっていることを目指して、どこまでできるか工夫しながら試したことが力に結びついたと実感しています。
また、周りをうまく巻き込むことで成果物のクオリティを高めたり、時間短縮できたりといった考え方は、自分自身変化した部分ですね。

角田さん:
自分も人に仕事をお願いすることについて学びました。前職までは自分で手を動かしてやっていたんです。
例えば、自分で機材を車に積みこんでイベントの設営したり備品を組んだり、全部ハンドメイドな感じでやっていたんですね。
前職と比べると、猿人は案件数や売上、仕事の量も質もやり方も違います。
協力会社と協業し、自分はディレクションや全体のプロジェクト管理、あとプランを作る側に回っていかないといけない。
なので前職との差という意味で言うと、外部の協力会社や社内のアシスタントにお願いする、または先輩にお願いすることを覚えました。
レイヤーが1個上がって、今までは仕事をもらう側の立場だったのが、今度は仕事を発注する側になってるんです。
まだまだ他の人たちと比べたらスキルは低いかもしれないですけど、チームワークや巻き込む力がついて、自分の中では成長したと思っています。

動画による教育コンテンツの企画が始動!

中牟田さん:
岡田くん以外にも、「ENJIN 47 Project」で既に2人が入社しています。
完全フルリモートのメンバーとのコミュニケーションについて日々模索していて、もう一度ちゃんと考え直していこうと話し合っている最中です。

岡田さん:
つい最近、2023年の1月と3月に入社されましたね。
4月にももう1人入社するので、「ENJIN 47 Project」は、自分を含めて4人になります。今後もさらに増えていく予定です。

中牟田さん:
岡田くんが「ENJIN 47 Project」の1人目として入社して、研修用のコンテンツ制作をOJTでやったよね。
それによって岡田くん自身も理解が深まっていったと思うけど、同時に2人目、3人目はどうするの? って問題も生まれてくる。
現時点では、教育コンテンツを座学的に学びながら、同時並行でマネージャーや先輩ディレクターと新人がセットで動くことにしています。
未経験の人も入ってくるので、現状のスキルレベルなどをひとまず把握しつつ、実験しながら進めています。
また、僕みたいに経験者が入社してきたとしても、自分の経験とのギャップを抱えるケースもあるので、本当に模索しながらですね。

高橋さん:
教育コンテンツ作りは、今、僕と笠松さんが新しい動きをしています。一言でいうと、上司をYouTuberにしようって企画です(笑)。
教育用の資料をYouTubeっぽく動画化して、キャッチーにすることでより理解しやすくするのが狙いです。
今後、「ENJIN 47 Project」入社組だけではなく、会社出勤組が増えてきたとしても、コンテンツを見て学ぶことができます。
既存の社員も、新しい案件に関わる時に見直すことで改めて気づきが得られます。
案件をスタートする前やコンペ前、あと案件がうまく行かなくなったいなと思った時などに見るといいですね。
このようなコンテンツを拡充していくことで、エイプたちのレベルが底上げされていくんじゃないでしょうか。
現在パワーポイントの資料だけで25個くらいあるので、動画では前編・後編に分かれたりすることも想定すると、最終的に本数はもっと多くなりそうです。
僕は撮影・編集の指示出しを担当しています。編集は協力会社さんにお願いしているのですが、その方も慣れてきて効率化できています。

笠松さん:
僕はカメラマン担当ですね。基本、高橋さんにやっていただいているんで。

高橋さん:
いやいや、基本的に同じことが二人ともできるようにしてるじゃないですか(笑)。
笠松さんが出張で地方に行ったり、僕がインフルエンザにかかったりしたこともあったので、二人体制でしっかりサポートしあっています。
本業の案件の合間に、動画コンテンツの指示出し作業を行っています。
動画に出演している上司は、台本なしでほとんど一発撮りなんです。今後、自分もあんな風に話せるようになりたいですね。
猿人にはそれぞれみんな個性がありますし、「目指したい」と思える人がいる環境は結構いいなと思っています。

中牟田さん:
もともと、上司が「教育コンテンツの動画化制作を手伝ってほしい」とチャットでポロッと言った時に、高橋くんと笠松さんが「やります」「やります」と手を上げたことで始まったんです。
このレスポンスの早さ、すごくないですか?
「今ちょっと忙しいんで無理ッスよ」とか、「○○さんやれば?」って押し付け合ったりしそうなものですけど、こういう引き合いが来た時に「やります!」って手を挙げて、それをやるのが当たり前な雰囲気が猿人にはあるんです。
協力会社と一緒に仕事したり、周りの人と一緒に組んだりするのが当たり前な環境って、改めてすごいと思っています。

まとめ

第3回2022年入社組の座談会は、周囲の人たちと一緒に仕事をすることの大切さを、それぞれの口から語られた印象的な回でした。
さらに動画による教育コンテンツの拡充といった新たな動きもあり、今後も目が離せませんね。
5人による座談会は好評につき延長戦が決定!次回もお楽しみに。