猿人WORK

2022/11/09

今までの経験を一度白紙にして、まっさらな状態で学び続ける楽しさ【MU-CHO 前編】

アルバイトから始めて、イベント業界歴は約20年。
業界で長く働き、いろんなイベントを経験するうちに、
「イベントはひとつの手段でしかない」と思うように。

他の方法も学びたい、新しい知識を得たいと40代で転職を決意。

これまでのキャリアや経験は一旦脇に置いて、
真っ白な状態で、多くのことを吸収する日々。
“安定” よりも、“成長意欲” が勝っちゃう性格みたいです。

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プロフィール

  • MU-CHO
  • 制作ディレクター
  • 2022年1月入社

イベント業界歴は20年。福岡、名古屋を経て、東京へ。

イベント業界に入ったきっかけは…たまたまです(笑)。

最初は福岡のイベント会社に入社して、かれこれ20年になります。
この業界を選んだきっかけは、たまたま出会ったからですね。
もともとアルバイトでコンサート会場の警備や運営スタッフをやっていたときに、当時の社長さんに「社員として働かないか」と誘われて、他にやりたいこともなかったのでそのまま入社することにしました。
まさかこんなに長くこの業界にいることになるとは…って感じです(笑)。

名古屋万博を経験し、イベントの楽しさを知る

福岡で働いた後、今度は名古屋のイベント会社に転職しました。
当初は福岡の会社から出向という形だったのですが、名古屋万博という大きなイベントを経験して、「あ、いいな。でっかい仕事したいな」という気持ちが芽生えたんです。
福岡の会社は小さくて、小規模な仕事がほとんどだったので、衝撃でした。
そのまま福岡には帰らず、名古屋の会社で約15年働きました。

東京で新規営業を始めたものの…このままでは歯が立たないと実感。

東京での営業活動を通して、自分の経験値の少なさに気づく。

名古屋で働いていた時期に、コロナが直撃し、イベント関連のビジネスが縮小してしまいました。
当時僕はマネージャーのポジション。
このままじゃまずい、新規開拓をしなくては!と、東京に仕事を取りに行きました。
でも、いざ東京で新規顧客を獲得しようとすると、自分の経験では歯が立たないことに気付き始めたんです。

“新しい戦い方” を学ぶために、転職を決意。

名古屋には、誰もが知っている有名な大手自動車メーカーがあって、そこと関係性が築けていれば自然と仕事がもらえる仕組みができていました。
でも東京では、もちろん僕のことなんか誰も知らないですし、関係性構築うんぬんの前に、企業課題に対して解決策を持っていないと話を聞いてもらえない。
じゃあどうアプローチしようか…と探りながらやっていても、自分一人の力では全くうまくいかなくて。
これまでの経験では得られなかった方法で、クライアントの心をつかむにはどうしたらいいのか。
新しい戦い方を学びたくて、思い切って転職することにしました。

これからの安定よりも、“成長意欲” が勝った。

転職しようと決めた当時40歳だったんですが、周りからめちゃくちゃ止められましたね。
「40歳超えての転職はキツいだろ!」みたいな(笑)。
ただ、自分の性格的に、興味が薄れてしまった場所に留まることはもうできなかったんです。
仕事に対する楽しさや熱量も徐々に薄れていってしまって、このままじゃダメだなって。
安定と成長を天秤にかけた時に、「もっと成長したい」という気持ちが勝ちました。

面接で自分をさらけ出して、受け入れてくれたのが猿人だった。

「イベントはひとつの手段でしかない」と気付く

前職では「こういうイベントがやりたい」とオーダーがあり、企画して実行して、それで終わり。
つまり、企業課題を解決する部分までは踏み込んでいなかったんです。
イベントをひとつの ”手段” として捉えるなら、当時の僕にはそれ以外の手段がなかったんですよね。
もちろんイベントの仕事自体は好きなので、転職中はイベントを含む幅広い業務をカバーしている会社に積極的に応募していました。
例えば、ブランディングやコンサルの会社など…まあ軒並み落ちましたけど(笑)。

猿人の面接では、腹を割って話すことができた。

面接を受ける前に、猿人の事業内容などの紹介動画を見たんです。
その動画の内容にすごく共感したのと、プレゼンターの言語化能力の高さに感銘を受けました。
自分と同い年くらいの人がしゃべっているのに、業界歴が長い自分ですら「この人すごい」と感じさせられる…正直悔しくて、ハートに火がつきましたね(笑)。
面接なんて20年ぶりだったので、最初は「面接って何聞かれるっけ? 何を言えばいいんだっけ?」みたいな感じでしたが、ノッてくると結構好き放題に喋ってました。
「ホームページに書いてある ”丸投げ受け止めます” って危なくないですか? ブラックの匂いがする」と率直に言ったら、代表も役員も笑ってました(笑)。
最終面接日は飲みに誘ってくれました。高級なところに行くのかなと期待したんですけど、本当ただの安い居酒屋で(笑)。
お酒も入った席だったので、自分も腹を割って、思っていることを全部話しましたね。
入社前に自分をさらけ出した状態で受け入れてもらえたのが良かったと思います。

これまでのキャリアと経験は一旦置いといて、真っ白な状態で学ぶ。

キャリアや経験が、逆に足枷になった。

猿人は、圧倒的なスピード感と圧倒的なクオリティを同時に求められる環境です。
同じ業種の経験があるからいけると思っていたんですけど、仕事のやり方も中身も全然違っていて、最初の3ヶ月はかなり苦戦しましたね。
周りからも、業界経験者だから “できる人” だと思われていたみたいで、余計ギャップがありました。「え、コレ知らないんだ?」みたいな。
直接言われるわけじゃなくても、なんとなくそんな空気は感じる。直接言ってくれる人もいましたが、言われたら言われたで、ぶつかっちゃって…(笑)。
同業種とはいえ違う世界で生きてきたので仕方ないんですが、仕事にプライドを持っている分、よく意見が衝突しましたね。

“猿人の価値” と “自分のやり方” のバランス。

業界経験があるとはいえ、猿人歴としては新人です。なので、最初は上司の下で学ばせてもらいました。
前職はマネージャーをやっていたので、誰かの下について仕事をすること自体10年ぶり。
直接クライアントと話がしたい。だけど、僕はまだ猿人の提供すべき価値水準に追いついていない。
そこにフィルターが挟まれる感覚が、最初はもどかしくて慣れませんでしたね。
だけど、猿人のブランド価値を守るために、会社全体で統一してやっていかないといけないことは重々承知していました。猿人の価値って、会社としてすごく大事にしているので。
自分でなんでもやりたい気持ちと、猿人の価値を身につけるバランスが最初は難しかったです。

一度まっさらな状態にして、学ぼうと決める。

これまでの経験が一番邪魔をするだろうなっていうのは、入社前から想像していたんです。
だからそれを一旦脇に置いといて、まっさらな状態で学ぼうと決めていました。
もちろん完全に今までの自分を捨てるわけではなく、僕なりのやり方で進めつつ、猿人のやり方を取り入れてバージョンアップする。ちゃんと学ぶべきことは学び、反省すべきことは反省する。
基本的な部分は忘れないようにと思っていました。

「もっと楽でいいよ」と言われて、仕事のやり方を変えるようになった。

ゴールが決まっていれば、プロセスは自由でいい。

ある時、代表の宇野が「もっと楽でいいよ」と言ってくれたんです。
ビジネスの基本は分かってくれているし、そこが何より大事だから、全部合わせることは求めていない。
ある顧客の満足度を高めるためのゴールがあったとしたら、そのためのプロセスは自由でいいって。
猿人に入ってから、「猿人はこういうやり方をするんだ」「これが正解なんだ」と思い込んでいたんだなって気付きました。
全部自分でやらなくても、パフォーマンスが上がるならアウトソーシングしようとか、利益が出るなら別の方法でいいとか、そういう発想ができるようになりました。
忙しすぎる環境で、周りの人たちの協力がないと回らないっていうことを痛感していた頃だったので、言葉をかけてもらって助かりました。
最近は直接お客様とやりとりできる機会が増えてきました。ダイレクトに反応が分かるってやっぱりいいですね。
最初はいろいろありましたけど、今は乗り越えて、仕事が楽しくなってきましたよ。

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