猿人WORK

2024/08/07

日頃のコミュニケーションで信頼を築き、さらなる介在価値を目指す【名人】

人と関わる仕事がしたいとの思いから
BtoCメインのイベントディレクターとして活躍し、
収入アップを目的に猿人へ転職!

週1の客先常駐で
コミュニケーションを積み重ね
ベンダーで唯一、客先の忘年会に参加するなど
クライアントとの信頼関係を築く日々。

さらに猿人の介在価値を上げるべく
属人性に頼らない仕組みづくりを目指していく――。

プロフィール

名人
・ディレクター
・2022年8月入社

猿人入社の決め手は、内定後のオファー面談

制作関連では、過去の経験が活かせているのを実感。

以前は出版系の会社で、編集やデザインなどのDTPオペレーションを4年ぐらいやっていました。
制作は好きですが、人と関わる仕事がしたいと思うようになり、イベントだったらもっと人と関われて楽しいんじゃないかと、イベントディレクターにキャリアチェンジしたんです。

前職の制作会社では、BtoCをメインに、日本酒のプロモーションや大型商業施設のイベントに携わりました。また、コロナ禍ではBtoBのオンラインイベントの配信サポートなども経験しました。

僕が猿人に入社したのは35歳の時でした。
今思うと猿人では自分よりも年上の人たちがバシバシ転職して来ていますが、当時の自分は35歳限界説を気にして、「この転職が最後になるな」と思ってましたね。
当初、前職と同じく、制作会社のイベントディレクターで仕事を探していました。
収入アップが転職の目的だったこともあり、お金を得たいと言いながら自分から差し出せるものがゼロからスタートするのは、会社に対して失礼かなと思ったからです。

猿人はBtoBデジタルマーケティングもやっている代理店だと聞いて、自分が探している仕事とはちょっと違うなと感じつつとりあえず応募しました。
でも、選考過程で、コロナ禍でイベントが減っている中であっても業績が伸びていることを知り、「猿人ってすごい会社だな」と思ったんです。
そして内定後のオファー面談で、聞いておきたかった事柄をちゃんと説明してもらえたことが、入社の決め手になりました。

入社してみると、前職よりもクライアントと一緒に仕事をすることが圧倒的に増えました。
イベントディレクターとして経験はあるものの、BtoCからBtoBに変わったことで、改めて足りていない能力を自覚しましたね。
より営業的なスキルが求められるため、今まで以上に頭を使って考えることが多くなりました。
その一方で、制作まわりでは過去の経験が活かせていると実感しています。
たとえば、前職で大型商業施設のイベントディレクターをしていた時、施設側の制作部門にクリエイティブの依頼をしていたので、協力会社にお願いするやり方は猿人とほとんど変わりませんでした。

また、細かなレギュレーションや制作の進行管理は、最初に勤めていた出版系の経験が活きています。
かつてDTPからイベントディレクターにキャリアチェンジした時にやりたいと思っていたことが、今の環境に来たことでフィットしています。

どれだけ早くコミュニケーションが取れるかが重要

クライアント先に週1で常駐。井戸端会議から案件に繋がることも。

現在、クライアント先である外資系IT企業に週1で常駐しています。繁忙期には週3で通うことも。
クライアント先では定例会議に参加して、その流れでマーケティングや営業、製品担当の人たちと会って、井戸端会議のように話したりしています。
実際にそこから案件に繋がることもあって、そういう調整役を担うことが多いです。
定期的に常駐することで、電話やチャットではわざわざ言わないような、たとえば愚痴なども含めたいろんな話が聞けるので、コミュニケーションが楽しいです。
TEAMSやZOOMも使いますが、直接会って話した方が早いですし、結果的に売上も上がりました。

常にプロジェクトが走りまくっている状態のため、どれだけ早くコミュニケーションが取れるかが重要だと実感しています。常駐している価値が、売上という結果に結びついたのは嬉しかったですね。

これは僕だけの力ではなくて、猿人がこれまでクライアントとの間に信頼関係の礎を築いてきたことや、猿人内部で案件を支えてくれるみんなのおかげだと思っています。

余談ですが、クライアントの打ち上げ的な忘年会では、僕1人だけ社外から参加をしていました。
それくらい馴染めているってことだと、信じています(笑)。

平日に半日使って、健康ランドみたいなところでお風呂入って、羽織付きの浴衣着ながらボーリング大会したり、ご飯食べたり、ワークショップもしつつといった、なかなかない貴重な機会でしたね。

イベントだけでなくクリエイティブも評価される。

猿人に入社してちょうど2年になりました。
同じような案件はほとんどなく、常に新しいことが降ってくるので本当に新鮮ですね。
イベント終了後に、達成感を味わう瞬間があるのでは? とよく言われますが、今は常に他の案件が走っているのでイベント終了後も余韻に浸っている暇はありません(笑)。

コロナ禍だった頃は、リアルなイベントがほとんどなかったですが、2024年の今では、過去以上にイベントが増えました。
また、元々イベントの案件が中心でしたが、去年あたりからはコンテンツ制作も増えてきました。
猿人にクリエイティブディレクターが入社したり、いろんな能力を持った人が入ってきたことで、制作物の品質が向上し、クライアントから今までにはなかったクリエイティブのご依頼をもらうことが増えました。
猿人で制作したものが評価されて、「第2弾もやりたい!」というお声がかかって、次の案件に繋がっていく感じです。
これまでやってきた実績が、クライアントの安心感を生み、次の仕事へと繋がっているのを実感できるのは、とても嬉しいことですね。

猿人には、選択しやすいように質問する文化がある

日頃から築いている信頼関係が活きている。

猿人には、単に「どうですか?」って答えを丸投げして聞くのではなく、選択しやすいように質問する文化があります。
たとえば「AとBどちらがいいですか」と投げかける場合、自分はどちらがおすすめで、なぜそれを推すのか理由をセットで提示します。
その結果、クイックに返答がくると「ハマったな」って感じがしてやりがいがありますね。
ちゃんとクライアントの考えを理解した上で提案していると伝わるように、日頃から信頼関係を築いています。

そもそも、クライアントに「AもBも代理店がやりたいことでは? うちに何のメリットがあるんだろう」って思われたら、当然いい返事はもらえません。
クライアントに伝える前に周りに相談して、社内でブレストする時もあります。
その時々でベストな答えを出すことで、クライアントは時間を節約して効率良く判断できます。
そういった部分が、猿人が選ばれている理由なのかもしれません。

へこたれない精神と、前のめりな姿勢は必要

ヤバい状態になっても、みんな話を聞いてくれる。

確認事項が多い仕事なので、案件やクライアントに対して、前のめりな姿勢が求められます。

猿人では、これまでやったことがない仕事をたくさん経験しますし、圧倒的な物量であっけに取られることもあるでしょう。
これも数をこなせば慣れていきます。
ただ、「自分は展示会のスペシャリストになりたいんだ!」といった、特定のことに特化したい人は、猿人の幅広さにびっくりするんじゃないかな。

社内においても同様で、忙しそうな上司や先輩の手が空くのを待っていると、いろんなものが停滞してしまいます。
積極的に自分から動くスタンスは持っていないといけません

「何が何だかよくわからないけど、ヤバいんです」って状態になっても、みんな話を聞いてくれるので、あまり自分だけで抱え込まず、早いうちに周囲にアラートを出すことが大切です。

コミュニケーションを積み重ねることで、何がどうヤバいのかは具現化できるので、周りが忙しそうにしていても前のめりな姿勢で話してみてください。

属人性のある情報をまとめて展開し、猿人の介在価値を上げたい

実際に僕しか知らない情報がいっぱいあるような気がする。

この仕事をしていて思うのは、この人しかできない属人性が高い情報が多いことです。
僕しか知らない情報もあるような気がします。

猿人ではこういった属人性を排除するために、猿人wikiというものがあります。
そこに情報を落とし込み、新しく入ってくる人たちに伝えていきたいです。

クライアントの事業を理解したうえで、こういった暗黙知を形式知に落としていく。

まだまだ模索中ですが、猿人側でわかりやすい資料を作れて、クライアントにも展開できれば、めちゃくちゃ介在価値が上がるんですよね。
今、クライアント先も人手が足りていなくて、他部署からの異動や中途採用などが盛んです。
能力があっても、入社したばかりでは企業理解が難しいので、そこでクライアント以上にクライアントのことを理解している猿人の出番かなと。
社内外に良い影響を与えられる存在になっていきたいですね。

誰にも負けない武器を作っていくのが今後の目標

オールマイティでありながら、如何に自分の強みを作っていくか。

僕は猿人の中では珍しく、1社のクライアントが自分の仕事の8割を占めています。
その1社の中で、イベントやメディア、コンテンツ、PRなど… こんなに多岐に渡る仕事は猿人に入社するまで経験したことがありませんでした。
いろんな仕事に対してアレルギーなく、オールマイティーにできる一方で、一番の強みがこれだ! というものがないので、誰にも負けない武器を作っていきたいですね。