エイプ観察日記
2024/05/07
47 Project 入社!提案から実行まで全体のディレクションを目指す【東京素人】
地元岡山の総合広告会社にて
営業としてあらゆる施策に取り組むも
コロナ禍によって存在意義を考えさせられることに。
広告業界&フルリモートで転職活動中に
たまたまインスタ広告で見かけた
ENJIN 47 Projectに応募!
猿人の中でも、クライアントからも
替えが効かない存在になるべく
プレゼンスを向上させながら、全体のディレクションを目指す。
プロフィール
・東京素人
・ディレクター
・2023年8月入社
インスタの広告でENJIN 47 Projectを発見!
家庭の事情で地元岡山からフルリモートの仕事を探す。
新卒の時は、食品容器トレーメーカーで経理をやっていました。
広告業界を志望しつつも、家庭の事情で地元の岡山で就職することになって、最初は全く違う仕事をしていました。
そこで4年働いて、やりがいもあったのですが、やっぱり広告業界にチャレンジしたくて転職することにしたんです。
2社目は、同じく岡山で広告会社の営業職に就きました。
総合広告会社だったので、住宅会社や自動車ディーラー等のBtoCクライアントメインで店舗誘客のためのチラシ、LP、Webサイト、テレビCM制作、イベントなど、施策や規模の大小を問わず、何でもありって感じでした。
ところがコロナ禍になって、クライアントの予算縮小が進んだことで状況が一変したんです。
クライアントはコスト削減のためにより安価な会社に発注するようになり、これまで下請けだった広告会社やデザイン会社が競合になってしまいました。
広告会社としての介在価値、存在意義を感じられなくなったんです。
さらに、仕事のスケールが小さくなって、成果を感じられるような案件も少なくなりました。
もっと大きな仕事をしてスキルを伸ばしたいと思うようになり、再び転職することにしたんです。
当初は、今までクライアントとして接してきたような事業会社で、広報をやってみたいと考えて仕事を探していました。
ただ、岡山県内では、事業会社の中にマーケティングのポジションがあまりなく、あったとしても総務が兼任していたり、母数がそもそもありませんでした。
自分は岡山を出るつもりがなかったので、フルリモートかつ範囲を全国に広げ、事業会社にこだわらず、今までのスキルを活かしつつ伸ばせるポジションで探すことにしたんです。
そんな時に、たまたまinstagramの広告で、ENJIN 47 Projectを見つけました。
地元にいながらフルリモートで大きな仕事に携われる募集は多くなかったので、猿人の求人は画期的だと感じました。
コロナ禍ではフルリモートで求人募集していた会社も、今では出勤スタイルに戻っているところが増えて、猿人のように現在でもフルリモートで働ける会社はレアかもしれません。
ENJIN 47 Project初、入社後1ヶ月間の東京研修
1ヶ月の東京マンスリーマンション生活で、スムーズに案件に入ることができた。
ENJIN 47 Project初の試みとして、入社後1ヶ月間は東京で研修を受けました。
入社したタイミングが、ちょうど案件の多い繁忙期だったので、実際に東京で現場を見た方が早いということで、会社が借りてくれたマンスリーマンションから出社しました。
研修中は実際に案件を見たり、現場に入ったりしました。
何よりも直接オフィスに行くことで、会社の雰囲気を感じられたのが大きかったです!
ENJIN 47 Projectで入社した先輩からは「そういうのずるい!いいな~」と言われました(笑)。
僕はいじられキャラなので、周りの社員からかわいがってもらっているところも「いいな~」って。
今も、出張で東京のオフィスに行くことはありますが、最初からフルリモートで働き出すと会社の空気感がわからないし、仕事に慣れるのに時間がかかっていたでしょう。
ですから、個人的には、研修で東京に行くことができて良かったです。
人によっては家庭の事情もあると思いますが、フルリモート勤務でも入り口は可能な限り東京で研修を受けておくと、より馴染みやすくておすすめです。
たとえばチャットで何かお願いするとき、変に気を使ってためらうのってリアルで接したことが少ないからで、余計な工数だと思うんです。
スムーズに案件に入ることができて、全然気持ち的にも違いますよ!
ビッグネームのクライアントをいきなり担当できるとは!
前職では感じられなかったスケールの大きさを実感。
今はCRMツールを展開しているクライアントを担当しており、リードを獲得していくイベント施策やコンテンツ制作をメインに、案件の企画から実施後のフォローまで一貫して支援しています。
あるいは、クライアント製品のユーザーをイベントに招待して、アップセルやクロスセルを狙ってランクアップを図るような企画・運営も行っています。
面接の時に、クライアントの社名を聞いて「ビッグネームばかりだ!」と驚いたのですが、いきなり自分が担当できるとは思ってなかったので、さらにびっくりでした。
前職では感じられなかったスケールの大きさも実感できて、大変ながらも楽しく仕事しています。
ぶっちゃけて言うと、BtoBのマーケティングってここまでイベント数が多いんだというのも驚きでした。
案件全体の8割以上を占めているので、ボリュームの多さに圧倒されています。
ただ一方で、前職で扱っていたようなデジタル領域の案件も多数担当しているので、これまで培ってきた領域を猿人の中でも広げていきたいです。
周囲の人たちに早めにヘルプを出すことが大事
相談ベースで話すだけで本当に楽になった。
BtoBイベントのフローやクライアントごとに違う細かなやり方など、慣れないことはまだまだあります。
わからないことはもちろん聞きますが、物量が多いと仕事の時間も延びていき、納期も迫って大変でした。
出張で岡山から東京への移動中、片道4時間の間に作業しようとしても、思ったより集中できなくて仕事が進まないものです。
自分で自分の首を絞める状態だったので、入社して3~4ヶ月目ぐらいの頃はちょっとキツかったですね。
この状況を打破するきっかけとなったのは、周囲の人たちにヘルプを出すことでした。
今の状態をしっかり伝えることで、アドバイスをもらったり、自分の気持ちの整理もつきましたね。
相談ベースで話すだけで本当に楽になりました。
皆さんとても忙しい中で、相談事に対して的確なリアクションを取ってくれるので、本当にすごいなと思います。
相談していく中で、仕事がなかなか終わらない状態になってしまうのは、大前提の知識や経験が足りてないことが原因だと気が付くことができました。
猿人には、過去の実績を蓄積したナレッジベースがあり、従業員みんながいつでも閲覧できます。
それを活用し、他の案件の運営マニュアルを参考にするなどしながら、案件全体のワークプロセスを早い段階で把握し、自分のやるべきことを整理して何とか乗り切れました!
自走できる範囲が増えてきて、やりがいを実感
手掛ける範囲を広げて、トータルでディレクションをやっていきたい。
今もまだ判断を仰ぐシーンがあり、最初から最後まで通してセルフドライブできる案件は多くありませんが、ディレクションや納品、イベントを実行していく運営部分などで、自走できる範囲が増えてきました。
我々が提案から実行までのプロセス全体にコミットしていくところや、クライアントから「今回すごく良かったです」ってお褒めの言葉をいただくことにも、やりがいを感じますね。
手がける範囲を広げて、トータルでディレクションをやっていきたいです!
また最近では、ホワイトペーパーなどのコンテンツツールや、ブログ記事などのデジタル施策も少しずつ担当しています。
案件によっては、僕のいる営業ディレクターチームとコンテンツチームが一緒になって取り組むこともあるんです。
営業サイドからの発信だけではなく、コンテンツチームからの提案も多くて、相互にアイデアを出し合いながら作っていく工程に刺激を受けています。
クライアントがやりたいことをまだ明確にできていない段階では、特にこちらからのアイディア出しが重要です。目的に合った施策を実施するために、僕自身もコンテンツチームのような視点を持ってやっていきたいです。
プレゼンスを向上するために、クライアントに対してどれだけアプローチできるか
誰がやっても同じではなく、自分だからこそできる仕事を。
コンテンツ作りやイベント系、さらにはデジタル系も含めて、提案部分から実行まで、トータルで幅広い全体のディレクションをしていきたいです。
猿人の中で自分のプレゼンスって何だろうと考えると、イベント軸じゃないところで、クライアントに対してどれだけアプローチできるかが重要だと感じました。
「イベントやりたい」と言われるままイベントだけをやっていたら、誰がやっても同じなのでは?と、危機感を持っています。
わざわざ岡山にいる自分じゃなくて、近くにいる誰かができるならその方がいい、だけどそれでも込山さんに頼みたいんだ!と言われる存在にならなくてはいけません。
今までの経験はBtoCが多いので、それを単純にBtoBに置き換えることはできません。
業界や市場、クライアントに対しての理解を深めるために、インプットを増やしてアウトプットしていく必要性を実感しています。
それが猿人の中で、自分のプレゼンス向上につながっていくのではないでしょうか。
それから、ENJIN 47 Projectの社員をもっと増やして、お互いのエリアへ旅行に行くような楽しみ方もしていけたらいいですよね!
もちろん猿人のオフィスで働いている人も含めて、今までやってきた知識や経験をよりマージして、いいものにしていきたいです。