猿人WORK
2022/12/12
チームで協力し合う、大手対応の秘訣【世紀末覇者 案件編】
社内で売上上位の大手2社を担当。
対応の仕方、案件の膨らませ方、仕事のプロセスには、
共通点があるんです。
求められることはシンプルで、
「スピード感」「正確性」、そして「信頼感」。
今は自分が大手対応のノウハウを模索・吸収しながら
今後は社内にも発信していけたらいいですね。
プロフィール
- 世紀末覇者
- シニア制作ディレクター
- 2018年9月入社
クライアントからの要望に応えるために “チーム作り” にもこだわりを。
社内外のプロジェクトメンバーとの協業。
現在はありがたいことに、猿人の中でも売上上位に位置する2社を任せてもらっています。
大手クライアントの要望に応えるためには、良いチームを作る必要があります。僕個人がやれることには限界がありますからね。
社内のチーム体制だけではなく、社外のパートナーも2人、プロジェクトチームに迎えています。
1人は同じような業界を渡り歩いて、会社を立ち上げた方。もう1人は猿人のクライアント側のマーケティング畑出身の方です。
あくまでも自分がプロジェクトの軸となって動く。
社外パートナーもチームに引き入れ、強力なサポート体制を築くことは、プロジェクト成功に近づくための大きな要因です。
多少急ぎの発注やイレギュラーなことが起きても、どのメンバーも同じレベル感で対応できます。
処理能力・速度が均一なチームは、クライアントにとっても安心感がありますよね。
でも、だからこそこだわっているのは、猿人の介在価値。
頼りになるパートナーがいるからといって、全てをその方々に任せてしまうと「猿人が存在する意味」が問われることになります。
もちろん、協力会社とクライアントが直接やり取りしてプロジェクトを進めるシーンもあっていいんだけど、あくまで案件の責任者であり主体となって回しているのは “自分” だという意識は常に持っています。
自分が担当になってから、関係性がより強くなったことが嬉しい。
関係性が希薄になりつつあった会社から、再び信頼を勝ち取る。
大手2社のうち1社は、今でこそ売上上位ですが、僕が入社時に引き継ぎを受けたタイミングでは、取引がほぼなくなりそうな状態だったんです。
そこからもう一度信頼を取り戻せないかと必死に頑張りました。
当時トップにいた方が前職で昔からお世話になった方だったという幸運もありはしましたが、うまくコミュニケーションをとりながら少しずつお仕事をいただくようになり、現在ではメインクライアントの一社になってもらえるような関係性に。
何か大きなことをしたわけではなく、関係性をイチから丁寧に再構築していった結果がついてきたんだと思っています。
大手2社を同時に担当するために、新たなチームづくりを。
もう1社はクラウドコンピューティングサービスの会社で、前任の退職をきっかけに1年ほど前から担当しています。
僕は既に担当していたクライアントの対応で忙しく、引き継ぐ前の数ヶ月間は、案件のしめくくりに当たる現場の部分をサポートしていただけでした。
いよいよ前任が辞めるってなった時、ふたを開けてみると「現状の体制では対応しきれない」と危機感を感じる状況だったので、すぐにプロジェクトの体制を見直しましたね。
本格的に始動した直後の2~3ヶ月は、うまくいかない期間が続きました。でも、なんとかしないといけないので、とにかくスピード感と正確性を意識して必死に取り組みました。
その成果があってか急激に盛り返し、前任と同じかそれ以上のペースでご依頼をいただけるまでに回復したんです。
自分が担当するようになってからより良い関係性を築くことができたので、頑張って取り組んだ甲斐がありましたね。
大手クライアントとの仕事には共通点がある。
スピード感と正確性、信頼感が最重要。
大手2社を担当していて思ったのは、対応の仕方、案件の膨らませ方、そして仕事のプロセスには、なんとなく通じるものがあるということです。
また、大手だけでなくあらゆるクライアント全般に言えることですが、スピード感と正確性、信頼感は全てにおいて重要です。
依頼した案件に対して、早くかつクオリティが高い成果物が上がってくると、お客様は安心しますし「猿人に任せてよかった」と思うんです。
これらにはきっと汎用性があり、ノウハウとして蓄積できる。
会社として勝ちパターンが見えてくると、もっとクライアントが増やせるし、売上も上がるはず。
最近はクライアント社内でも、別部署のご紹介をいただくことがあって「こういうことやりたいんだけど、どこに相談すればいい?」「それ猿人に声かけてみたら?」という会話が自然と生まれているんです。
自分が今大手担当だからこそ、大手クライアントとの仕事の進め方やノウハウを見つけながら、それを後輩に発信していけたらいいですね。